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僕がIEを毛嫌いする理由

IEつまり、(Windows|Microsoft) Intenet Explorerですが、これを僕が毛嫌いしているのは、ついったら&おぺらー&くりっぱーの間では周知の事実です。
このブログの熱心ではない読者も、いくつかの(酷い)記事を読むと、僕が異常なまでにIEを嫌っているのが分かると思います。
なんで、IEが嫌いなのか。

僕は一応Web関連の仕事をしています。
Web関連をお仕事にしている人の99%はクロスブラウザ対策に頭を悩ませた事があるはずです。
もし、無いというならば、その人は幸せなお仕事をしていると信じて良いでしょう。
Web標準のCSSやJavascriptを使って完成させたWebページをIE対応させるためには、ページを作成したのとほぼ同程度の労力がかかります。
(僕に技術力が無いというのを差し引いても、IE対応には時間がかかると思います)
IEは(一応)最大勢力のブラウザですので、見れるように対応しなければいけないのですが、余りにもHTMLやCSSの独自解釈が多すぎて嫌になります。
僕がIEを嫌いな最大の理由はそれ、つまりWeb標準に対応していないという点です。

Webの事を良く知らない人の大多数は所詮ブラウザなので、Web標準準拠なんてしなくても良いんじゃないかと考えるかもしれませんが、そのせいでどれだけの人が血を吐いているのか知って欲しいと思います。
ざまあwwwって思う人もいるかもしれませんが、それはそれ。
だって、それで飯食っている訳ですから、文句を垂れ流しつつもキチンと対応するのがプロってもんです。
どんなに酷いIEのバグがあったとしても、気合と根性と専用コードで乗り切ります。
(専用コードを書くあたりが偽術者っぽいですよね。本物は、共通コードだけで対応する)

IE対応を考えないと、単純に労力が1/2になる上、IEでは表現できない事が表現できるようになるんです。
IEのせいで表現できない不自由に苦痛を感じます。
ただ、IEのおかげでそれまで表現できなかった事が表現できるようになったという歴史もまた事実です。
ですから、IEが全て悪い訳じゃないんです。IEの功績は事実ですし、素晴らしいものです。
同時に、IEの功罪もまた事実ですし、今に至るまでそれは引きずられています。

一部の人は勘違いしているようですが、僕はIEを嫌っていますし、IEの存在なんか無くなっちゃえって思っていますけど、他人にまでそれは強要していません。
あくまでも、disるかdisらないかの判断は、使っている人本人がすべきなのですから。
ただ、disらない理由で「他のを使った事が無いから」というのはちょっと意見として弱いかなと思うんですね。
他のブラウザを試してみて、色々操作してみて、それでもやはりIEが良いというなら、それはそれで良いと思うんですよ。
だから、IEから(Opera|Firefox|Safari|Google Chrome)へ乗り換えましたという報告はとても嬉しいですし、(その人の)視点が少し広がったって事で喜ばしい事だと思います。
IEだけしか知らないのは良くないですし、Operaだけしか知らないというのもやっぱり良くないと思います。
(最も、Operaだけしか知らないというユーザはかなり少ないはず。なぜならば、この世の中IEでないと見れないというアホサイトが腐るほどあるからだ。しかもIE5.5じゃないと駄目とかね。そーゆーのに限って公共機関だったりするからもうね。Macユーザさんの事馬鹿にしてるでしょ。後、Linuxユーザも。後(以下略))
仮に、IEがWeb標準に準拠するようになれば僕自身そうIEを嫌ったりはしないと思います。
そんな日はそう簡単には来ないと思いますが、一日も早くその日が実現して欲しいですね。

終わり。

どうでも良い蛇足。
IE8になってもaddEventListenerに対応していないIE君を誰かどうにかしてください。

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